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2020.05.09
開業医にもお勧め!コロナショック相場でも負けない投資法②
こんにちは開業医専門FPの白波瀬です。
本日は前回の続きです。
なぜ、ドルコスト平均法が開業医にもお勧めできる負けない投資法なのか?お伝えしていきたいと思います。
突然ですが一つクイズをします。
もし、先生が現金1200を一括投資するなら下記のA~Dどの案件に投資しますか?
A社・・10年後、右肩上がりで3倍の株価
B社・・10年後、乱高下しながら2倍の株価
C社・・10年後、一旦下落して元の株価
D社・・下落を続けて半分の株価
答えは、、、そうですね。
一括投資ですから単純にA社に投資いた人が一番儲かります。
この予想は株価の「価格」のみに注目した予測なのでイメージしやすかったと思います。
続いて次のクイズです。
先生がもし1200万円の現金を一括ではなく月10万円ずつ10年間継続して「積立」で投資をする場合
、A~Dどの案件に投資するのがよいでしょうか??
A社・・10年後、右肩上がりで3倍の株価
B社・・10年後、乱高下しながら2倍の株価
C社・・10年後、一旦下落して元の株価
D社・・下落を続けて半分の株価
決まりましたか???
正解は図正解はC社となります!
なんと10年間の利回りを計算すると18.17%にもなります。
株価自体はAに劣るのに、、一見すると不思議に感じますね。
なぜ違和感を感じるかというと、
株式投資とは株の口数(量)を買う行為であるという概念が抜け落ちているからです。
C社の株価は一時的に下落してしてしまっていますが、
積み立て投資なので関係なく、一定の金額(10万円)を投資し続けます。
そうすると、1口あたりの株価が下落しているタイミングは同じ金額でより多くの口数の株を変えることになります。
イメージはこんな感じです。
先生がもし、、、パン屋を経営していたとしたら、、毎月の小麦粉の価格が50%OFFで仕入れられたら助かりませんか?
株価が下がっている状況というのは、パン屋さんの仕入れ値が割引になっている状態で、、、
より少ないコストで沢山の仕入れができるタイミングということになります。
一般的には、まさに今のコロナショックなどは株価が下がっている状況です。
この、「量を買う」知識がない個人投資家は株価の下落→資産が減る→損をしていると思って投資をやめる
という行動パターンになる方が大半です。
日本人の8割くらいは株価の下落をネガティブにとらえているのではないでしょうか、、、??
ただ、今が仕入れ(株の口数)を格安で買い込めるチャンスととらえている人は逆に買いを積極的に進めています。
同じ事実に対して、行動がまったく逆なのです。
なぜそのような事がおこるのか?は上記で説明した。
株価の下落=株の口数を多く変える時期 という認識が欠落しているとこらからきています。
そして、株の下落時期に沢山の口数をため込んで、株価が上昇するとどうなるでしょうか??
投資の成果= 株価×株の口数になりますから、株価が上昇トレンドになった時に一気に資産が増えるという現象がおきます。
なので、一旦下落して元の価格に戻ったC社が一番パフォーマンスがよくなったのです。
なんだ、、そんなことか?と感じましたか??
実はそんなことなんです。
ただ、前回の投稿でもお伝えしたとうり正しく実践している方はほとんどいません。。。
コロナショックでも株価が下がったと言って売却している人がほとんどなんです。
これは本当に勿体ない、、と個人的には思います。
資産を構築できるかどうか?は実はお金の知識を知っているか知らないか?
けの差なのです。なのでプロのFPとしてここら辺をちゃんっと伝えていきたいと考えています!!
ここまで読んで頂き、ドルコスト平均についてはなんとなく理解した。。
で、結局何に投資したらいいの?となっている方も多いと思います。
次回は実際の投資先 について書いていきたいと思います!
私の投資実践記録もお伝えしていきます!では本日はこれくらいで、、